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元々運転が得意な70代の父親の運転が少し荒くなったように思えるので教習を受けてもらった。私も後部座席に同乗観察させて頂いたので感想を述べます。
まず指摘を受けたのは一時不停止。走り出した直後に補助ブレーキを掛けられた。完全に停止しないといけないのだそう。実を言うと、こんなもの誰も止まらんじゃやないかと思って聞いていた。自分自身がいつでも止まれるようにしながら交差点に入っている。
次がウインカーで、出すのが遅いらしかった。初心者じゃないんだから別に良かろうと思うが指導員曰く大事との事だった。
速度については指摘を受けなかった。むしろ遅いと怒られていた。スピードを控えるように言われるとばかり思っていたのでこれは意外だった。
途中で止まってそれまでの走行について解説があった。高齢者に取っては重要だと思える内容で私にも耳が痛い内容。周辺の車に避けてもらえるようにとの由。なるほど。
再発進後、速度についてはしっかり流れに乗れるように走れとの指摘。出すべきは出して落とすべき危ないところでしっかりと落とすのが良いとのこと。
父親が速度を出そうとすると今度は交差点でふらついているのを感じた。なるほどブレーキが足らずハンドルが遅れるようだった。緊張して力が入っていたのか1時間の教習終わりには父親も疲れた様子で落ち込んでいた。少し可哀想になったが最後まで話を聞いた。
講評によると、今すぐに運転を止めないといけないほど酷くはないらしいが、指摘された所を直さないとリスクが増えるとのこと。
父親の元の仕事に関連してリスクヘッジと言う言葉で説得されていた。父親はうなづくのみ。私にも今後時々同乗して指摘を受けた注意点が改善しているかを観察するように求められた。
改善の様子が見られなければそれを踏まえて免許返納を家族で話し合うようにとのアドバイスだった。有意義な良き時間だった。